株式会社Innovation BASE 北海道、ADKグループの新AIソリューション「NaviAI」開発に協業参画

株式会社Innovation BASE 北海道は、株式会社ADKクリエイティブ・ワンおよび株式会社ADKマーケティング・ソリューションズが提供を開始したAIソリューション「NaviAI(ナヴィアイ)」の開発に、協業企業として参画しました。

NaviAIは、生成AIを活用して顧客との対話を通じ、商材の理解促進と深いインサイト発掘を同時に実現するAIソリューションです。従来は分断されがちだった「デジタル接客」と「アンケート調査」を一体化し、ユーザー一人ひとりの疑問や関心に応じた案内を行いながら、自然な会話を通じて本音や潜在ニーズを引き出すことを目指しています。

「伝える」と「知る」をひとつの会話へ

企業のマーケティング活動では、商品やサービスの魅力を正しく伝えることと、顧客の本音を把握することの両方が重要です。

一方、従来の仕組みでは、商品説明はFAQやチャットボット、顧客理解はアンケートやヒアリングといった形で分断されることが多く、顧客の関心が高まった瞬間に、その背景や理由まで把握することは容易ではありませんでした。

NaviAIでは、AIがコンシェルジュのようにユーザーに寄り添い、商品やサービスに関する疑問に答えながら、会話の流れに応じて深掘り質問を行うことで、接客体験とインサイト調査を一つの対話体験として設計します。

これにより企業は、単なる回答結果だけでなく、ユーザーがどのような点に価値を感じたのか、どのような不安や期待を抱いているのかを、より具体的な言葉として把握できます。

世界最大のテクノロジー見本市CES 2026で先行導入

NaviAIは、2026年1月に米国ラスベガスで開催されたテクノロジー見本市「CES 2026」において、花王株式会社のブースで先行導入されました。

同ブースでは、多言語による高度なQA対応に加え、来場者との対話を通じた海外市場のインサイト調査にも活用されました。ADKグループの発表によると、来場者の反応から、口頭による接客だけでは見えにくい具体的な市場ニーズやビジネス拡大の可能性が顕在化したとのことです。

当社の役割——生成AI活用の知見を実践現場へ

Innovation BASE 北海道は、生成AIを活用した業務支援・顧客体験設計・AIプロダクト開発の知見をもとに、NaviAIの開発に協業企業として参画しました。

当社はこれまで、企業の情報発信やマーケティング業務を支援するAIサービスの開発に取り組んできました。特に、企業が持つ商品情報・ブランド文脈・顧客接点の情報をAIが理解し、ユーザーとの自然な対話やコンテンツ生成に活用する仕組みづくりを重視しています。

NaviAIにおいても、単なるAIチャットボットではなく、商材理解・顧客対話・インサイト抽出を一体的に扱う体験設計が重要です。今回の協業は、当社が取り組んできた生成AI活用の方向性を、広告・マーケティング領域の実践的な現場につなげる取り組みでもあります。

顧客との接点が、まるごとマーケティング資産になる時代へ

生成AIの活用は、文章作成や問い合わせ対応の効率化にとどまりません。

今後は、企業と顧客の接点そのものをAIが支援し、商品理解・接客・調査・販促・改善提案までを連続した体験として設計することが重要になると考えています。

特に、展示会・店頭・Webサイト・キャンペーンページ・観光や地域プロモーションなどの場面では、限られた時間の中でユーザーの関心を引き出し、商品やサービスへの理解を深めることが求められます。AIとの対話を通じて顧客ごとに最適な説明を行いながら、その反応を次のマーケティング施策に活かす仕組みは、今後さらに重要性を増していくでしょう。

Innovation BASE 北海道は、北海道を拠点に、生成AIを活用した事業開発・マーケティング支援・業務DX支援に取り組んでいます。今回のNaviAI開発への協業を通じて得た知見も活かしながら、企業の顧客体験向上とマーケティング活動の高度化を支援してまいります。

関連リンク

ADKクリエイティブ・ワンによる公式プレスリリース
「ADKクリエイティブ・ワンとADKマーケティング・ソリューションズ、接客と調査の常識を塗り替えるAIソリューション『NaviAI』を提供開始」
https://www.adkco.jp/news/20260604/

会社概要

株式会社Innovation BASE 北海道
北海道を拠点に、生成AIを活用したプロダクト開発・マーケティング支援・業務DX支援を行う企業です。企業や地域事業者が持つ情報資産を活用し、顧客体験の向上・情報発信の高度化・業務効率化を支援しています。